2012年5月12日土曜日

遺伝子ドーピングの検査をどうするのか?

Detection of EPO gene doping in blood.

Neuberger EW, Jurkiewicz M, Moser DA, Simon P.
Drug Test Anal. 2012;4:859-569.

Source

Department of Sports Medicine, Rehabilitation and Disease Prevention, Johannes Gutenberg University Mainz, Mainz, Germany.
PMID:
 22508654

題名:エリスロポイエチン(EPO)遺伝子ドーピングの血液中からの検出

遺伝子ドーピング(遺伝子治療の乱用)は、これからスポーツ界を脅かし続けるだろう問題である。
遺伝子ドーピングは、医学研究の進展がヒトのスポーツのパフォーマンスを向上させるために乱用
され発展してきている可能性が高そうだ。本レビューでは、EPO遺伝子治療の進展とリスク、
およびEPO遺伝子ドーピングの可能性について議論する。ex vivo、in vivoでの
遺伝子治療の治験で用いられるベクターシステムを紹介する。現状では、遺伝子ドーピングの
リスクのために、EPO遺伝子ドーピングは通常用いられるEPOドーピングや血液ドーピングの
代替にはなりえそうにない。それにもかかわらず、エリートアスリートの半分くらいの選手は、
健康を犯して利益を得たいと考えているようだ。安全性が担保されない技術を使ってまでも
ということだ。許可されていなくコントロールもされていない遺伝子ドーピング技術を防止する
ためには、洗練されたドーピング検出のためのアプローチが必要である。本レビューでは、
血液を基にした直接・間接的なアプローチによるEPO遺伝子ドーピングの検出システムの
現状について紹介する。遺伝子ドーピングは原則的に検出可能なものであり、近年のDNA
を基にした検出ストラテジーは生体に組み込んだDNAを長期間にわたって検出することが出来る。



(感想)

レビューのアブストラクトです。現状、目的遺伝子を組み込んだプラスミドなどを筋肉注射して
目的遺伝子を発現させるのが多いのでしょうか。局所なので、血液中にはDNAは流れて
こないと思いますが、いろいろなアプローチがでてきているようです。


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