2013年10月21日月曜日

信じる者は救われる!?プラセボ薬で競技パフォーマンスが上昇!

"Because I know it will!": placebo effects of an ergogenic aid on athletic performance
M. McClung, D. Collins
J. Sport Exerc. Psychol. 2007; 29: 382-394.
PMID: 17876973

題名:"その薬は効くってわかってるから!": アスリートのパフォーマンスにおける、パフォーマンスを上げる処置のプラセボ効果

以下、抄録の要約

・ドーピング薬が効くと信じているからこそパフォーマンスが上昇するのかもしれないという報告がある。

・「この薬は効くよ!」と伝えた場合と伝えない場合で、プラセボを摂取したアスリートに1000m走ってもらった。

・「この薬は効くよ!」と伝えるとパフォーマンスが上昇したが、何も伝えない場合にはパフォーマンスは上昇しなかった。


(感想)

スポーツの結果に、選手の精神状態が相当大きな影響をあたえることは周知の事実です。

ということは、ドーピング薬のプラセボ効果も期待できるということです。

つまり、これは効くぞ!と伝えることによって、選手がそれを信じ、パフォーマンスが上昇するというのは非常にわかりやすい機序だと思います。つまり、プラセボは心理面に効いていると考えられます。

ただ、この作用の一部はホーソン効果によるものかもしれません。

ホーソン効果とはこの場合、「この薬効くよ!」と伝えることにより競技者が、「じゃあパフォーマンスあげるためにがんばらなくちゃ!!」と、普段よりも気合を入れて頑張ったおかげでパフォーマンスが上昇する状態を示します。

いずれにせよ、パフォーマンスをあげるためにはこのようなやり方もあるようです。

ホーソン効果:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%8A%B9%E6%9E%9C

0 件のコメント:

コメントを投稿